見えないものと戦う

ワクチンの役割

感染症のリスクと、ワクチンによる副作用を比べて、どちらを取るか。
感染症はその感染力の強さと症状が深刻化することで、昔から私たちは苦しんできました。
少しでも多くの人の命が救えるように、開発されてきたのがワクチンです。
予防接種のおかげで感染者が少なく、治療法も研究され、重篤な状態になることは減ってきましたが、ゼロというわけではありません。
このように、感染者が減ってきたのはワクチンが理由と考えるのが一般的ですが、昔より公衆衛生面や私たちの生活水準が改善したため、ととらえる人もいるようです。
実はその両方が理由であり、どちらが欠けてもダメだった、というのが、自然な考え方ではないでしょうか。
どちらかを過信することなく、相互作用として捉えることが大切なのです。

親の役割としてできること

予防接種のリスクが大きな印象となってしまい、アンチワクチン派の発想になるのが始まりです。
予防接種を受けると、その効果は何か大きな出来事がないと認識しにくいものです。
例えば風疹が流行っている時期に、妊婦さんが感染してしまうと、おなかの子に影響があることは有名です。
「予防接種の免疫のおかげで、赤ちゃんが風疹の影響なく生まれてくることができました」
という事を証明するのはとても難しいことです。
しておけばよかった、という後悔が何より一番怖いものです。
自分がアンチワクチンになることは自由ですが、子供が感染症にかかり苦しんでいる時、もし予防接種を受けていたら?と考えることもあるはずです。
かからなくてよい感染症を防ぐ意味で、ワクチン接種には意味があるはずです。